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Clubhouse は音声SNSと呼ばれ、米国で2020年5月に時価総額が1億ドル(107億円)の調達を発表したことで大きなニュースになりました。

日本では、1月23日にアプリがリリースされ、IT界隈のインフルエンサーを中心に広がっていき、1月末時時点ですでに10万人を突破していたらしい。2月4日時点では50万人だと試算されていて、初速の勢いがわかる。なお、Android 版はまだないので iOS 版だけの話です。

なにがそんなに注目を浴びるのか、自分なりにいくつかの観点で書いておきます。

  • 音声SNSというジャンル
  • 自動消滅するライブイベント
  • 出入り自由の参加方式

音声SNSというジャンル

音声メディアの代表格はラジオだと思いますが、2019年末くらいから「Voicy」や「stand.fm」「Anchor」などでポッドキャストをされる方も増えてきました。2020年6月には、Twitter でも音声ツイートできるようになりましたので、SNS + 音声という流れは、背景としてはあったようにおもいます。

また、この背景には AirPods Pro など高機能なイヤホンの登場(2020年10月)と、世界中がパンデミックによる巣ごもりやテレワークなど生活の変化があげられるとおもいます。このタイミングでリリースできたことが一番の勝因だとも言えます。

この Clubhouse は、音声での会話がメインという特長があります。それゆえ「音声SNS」と呼ばれているのですが、誤解を恐れずに言えば、誰かとの会話を仲間内にオープンにしているようなものです。テキストを入力することは原則できません。チャットや DM などの機能はありませんので、使い始めには他のチャットサービスでやりとりをしながら使うこともあります (笑)。

本音から言えば、UI の操作についても音声で完結できれば素晴らしかったのですが、そこまでは至っていません。

日本では「Dabel」も同じジャンルとして再び注目を浴びています(“声のソーシャル”は、ポストコロナ時代の新しいスタンダードになるか:井口尊仁 | WIRED.jp)

自動消滅するライブイベント

さきほどあげたポッドキャストや音声ツイートは、収録してから配信する非同期型のコミュニケーションツールですが、Clubhouse はリアルタイムで同期型のコミュニケーションツールと言えます。つまりライブ配信です。

ライブ配信ですので、その配信が終われば終了です。ポイントは、アーカイブが残らない点にあります。この手法は Snapchat に始まり Instagram や TikTok、最近だと Twitter や LinkedIn にまで広がっています。これらは一人完結型のストーリーとして採用されていますが、Clubhouse の場合には最初から複数人が関わるイベントとして採用している点が面白いです。

一定時間が経てば消滅する。二度と参加することができない希少価値は、見る側に「FOMO: Fear of missing out (欠落への恐怖)」を引き起こすと言われています。そのため、たくさんフォローしないといけない、誰々さんが参加するイベントには参加しなければいけない、突発的に開催されるイベントを逃さないために常にアプリをチェックしないといけない、などなど。SNS 病とも言われています。

この希少性を活用したマーケティングはうまくできればコンテンツの希少価値を高めることができるが、下手をすれば心理的な反抗を生み逆効果になる場合もあります。

アーカイブが残らないことで、参加者のモラルを問題視する動きもあります。残らないのであれば何をしてもいいということにはならないよう利用規約がまとめられている点は評価できるとおもいます(Clubhouse コミュニティガイドラインの和訳)。また、参加者の身元保証人 (?) とも言える招待者が常にプロフィールページで開示されている点もその抑制に役立つとおもいます。

出入り自由の参加方式

リアルなイベントでは、司会者・登壇者・参加者・非参加者がいる、といった役割や関係性がありますが、これらをフリーダムかつフラットにした点も特長かとおもいます。つまり、突然発言(挙手)するのも自由だし Room に出入りするのも自由ということです。例えるなら、イベント会場にいた参加者が突然挙手することや、参加者を突然舞台にあげて登壇者の代わりにトークに参加してもらう、といった具合です。

「モデレーター ・スピーカー・リスナー」といった構造はあるものの、リスナーをスピーカーにあげることがモデレーターはできるので関係性はフラットにも見えます。ただ、その Room のモデレーターが複数人いてかつすでにつながりがある人どうしの場合、その中に入って対等に振る舞えるのかどうかはその人のコミュニケーション能力によるところが大きいといえます。

「聴きながら」ができる点を特長にあげている記事もたまに見かけますが、それはリスナーとしてのみの参加方法になるので、Clubhouse の特長を全体でとらえている話ではないようにおもいます。

個人的には、モデレーターを司会者、スピーカーはレギュラー、リスナーを雛壇芸人と見ているので、雛壇芸人としての振る舞いが得意であれば、どの Room でも分け入ることができるとおもいます。つまり、突然振られれば答えられる、いいコメントを残せる、といった具合です。

したがって、モデレーターとして活用したい人と、リスナーでいい人とで二極化するでしょう。モデレーターは他メディアでも発信していたりするのでその補完ツールとして活用するでしょうし。定常的な顧客接点の構築のために、配信時間を決めたり、告知を他メディアでするなどして、リスナーの関心を募ります。

リスナーはそうした他メディアで見ている人をこちらでもフォローすることになるので、その関係性はきっと変わらないでしょう。つまり、モデレーターとリスナーの比率は他メディアと変わらないと言えます。

逆に言うと、すでに関係性のある人どうしの会話はこのツールを使うことでさらに親密に、さらに強固な関係性を築ける可能性があります。

偏見と雑感

Twitterに偏見と考察というか雑感を書いたので、こちらでも補足しておきます。

特長は、以下4点―

  • 1人では成立しない構造
  • 無料で裏話が聞ける特典
  • 発言が残らない安心感
  • 同期かつフラットな関係性

まず、リアルタイムにその Room に参加しなければ会話は成立しません。次に、他人が開催している Room に出入りが自由なので、著名人や有名人の話を無料で聞くことができます。発言が残らないことで、オフレコの話や裏話が聞けるというメリットがあります。最後に、関係性がスピーカー同士であれば Room 上では対等になれるため、その機会を得るチャンスだと見ることもできます。

そしてこれは「野次馬精神の増長になるのではないか」と考えたのが雑感です (笑)。

そんなことを書いている最中、言論の自由を抑制されているといわれる中国では Clubhouse の利用停止が囁かれています。

さて、今後どうなるのでしょうか。


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新宿の朝焼け

さて、もうそろそろ2020年が終わります。今年は何はともあれコロナ一色だったと言えるのではないでしょうか。

毎年、振り返り記事を書いているので今年も書いてみました。仕事面というよりプライベートな面ばかりになってしまいましたが、いくつかのトピックで綴ります。

オンライン配信

コロナの影響から、突然テレワーク中心の仕事スタイルになり、Zoom や Microsoft Teams、Google Meet、Webex などのビデオ会議システムを頻繁に使うようになりました。以前から仕事はどこでもできる方なのでとくにこの変化で苦労するようなことはなかったのですが、家の仕事環境についてはいろいろと見直す必要がありました。

とくに、オンライン配信をする場合には、カメラはもちろんですがハード面でのアップグレードが必要ということがわかり、結果いろいろな機材やケーブル類を購入することになりました。ソフト面では、配信ツールとして OBS やバーチャルカメラ等のソフトが必要となり、試行錯誤の結果、マルチポストができる StreamYard を採用し、その後の配信に常用しています。同じタイミングでリリースされたプレゼンツール mmhmm とワークショップで使う miro など、オンラインで使うツールが一気に増えた感じがありました。

一眼カメラの購入

そんな中、以前から買いたいと思っていたフルサイズ一眼カメラ SONY α7iii を購入しました。実は古い一眼カメラはあったのですが、オンライン配信では使えないことがわかり、意を決して購入に至りました。

ちょうど昨年末には、iPad Pro でイラストをたくさん描いていたことに比べて、今年はその分カメラで写真をたくさん撮った一年になりました。撮った写真のいくつかは Instagram にあげています。ほぼ完全テレワークでしたので、家にあるモノを中心に撮っています。動画は、5本くらい撮ってみたのですが、難しいですね。一応、Youtube チャンネルにはあげているんですが、BGM を Musicbed で探し Premiere Pro で編集しています。

現在、静止画のブツ撮りに使い、たまに録画したり、取材で撮影したり、ビデオ会議で使い、オンライン配信で使っていて、結果フル稼働しています。

24時間ライブ配信マラソン

コロナ禍で塞ぎ込みがちになっていた当時の空気を払拭したく、個人でライブ配信を24時間するというチャリティ番組『24時間ライブ配信マラソン』を企画し挑戦しました。エンタミナの田口さんにサポートいただき、計23名のゲストをお招きして24時間しゃべり続けました。

結果は、50名を超える方にご支援いただき成功することができました。Youtube ライブ配信で24時間1分23秒を記録することができました。ちなみに、配信時に田口さんとつくった楽曲『notari』は Soundcloud にもあげています (笑)。

ライブ配信番組

リアルでしていたセミナーなどのイベントも、軒並みオンラインイベントに切り替わっていきました。イベントの開催自体も中止やリスケがほとんどで、オンラインイベントへの参加は計7回程度と例年に比べても激減という結果でした。

そのうち、オーナーとして関わるプロジェクトについてもオンライン配信を開始しています。

ちなみに、友人らが開始した配信番組「ぱちはらダイアログ」と「映画でしゃべらナイト」にはゲストで出演させていただきました。

プライベートプロジェクト

今年は、3つのプライベートプロジェクトを実施しています。

  • MaaS x Card(モビリティ体験カード・デザインツール)
  • Era Web Architects(写真展・アーカイブプロジェクト)
  • barefoot(足に関わるIoTスマートデバイス開発)

3月末に完成した『MaaS x Card』は結果、150個を販売・配送し、オンラインワークショップも実施することができました。

そして、『Era Web Architects』プロジェクトを再始動。コロナでストップした取り組みを9月ごろから再開し、クラファンを実施することができました。現在、目標金額を120%達成中で、1月中旬まで募集中ですのでまだご覧になられていない方はぜひページをチェックしてください。オンライン配信番組も開始し、毎週ゲストを呼んで配信しています。

IoTデバイスの開発も、静岡の池田さんとこまめに連絡とりながら進め、自費で工作を行いハプティックを実現するしくみをスタディできました。

ブラタカシ(歴史探訪)

大河ドラマ『麒麟がくる』は最近の回はとくに観ています。戦国時代は、漫画『センゴク権兵衛』を読んでいることもあり(少し前だと『へうげもの』とか)、比較的好きな時代なのでつい観てしまいます。歴男の勅使さんから教えてもらった桐野作人さんの著書も読みながら、理解を深めることができました。

歴史好きが高じて、明智光秀が関与した丹波周辺の山城めぐりにも行くことができました。昨年訪れた、畝堀・障子堀で有名な山中城に行ったときの感動が蘇ってきたもので、また行ってみたいとおもいました。

エンタメ

映画『TENET/テネット』は面白かったですね。ちなみに、映画『鬼滅の刃』も観に行ったのですが、はじめのほうは『INCEPTION/インセプション』へのオマージュだと思いましたね。やはり深層に入るこむ描写やタイムトラベルには興味が湧きます。最近だと、Disney+ 番組『The Mandalorian』シリーズがかなり面白かったですね。最終話は必見です。

今年のはじめには、歴史好きでもあったので長編大河ドラマ『Game of Thrones』を数カ月かけて観続けたことも記憶に新しいです。ちなみに『三体』が NETFLIX でドラマ化され、Game of Thrones の脚本家が参加されることも発表されたらしい。期待大です。

格闘技とカラダづくり

3年半くらい続けているキックボクササイズのトレーナーでもある現役ファイターの丹羽選手の試合を見るたびに刺激をもらってます。前回の試合のあと、感極まって後楽園から自宅まで走って帰ったりしました。

その後(なぜか)スイッチが入ってしまい、毎朝走ることを決めて、食事を気をつけた結果、7kg 超の減量に成功しました。

そして先日、丹羽さんに無理をお願いしてアマチュアの方たちを中心にしたジムでのトレーニングに参加させてもらい、スパーリングでボコボコにされてきました (T_T)。改めて最近は格闘技に夢中になっています。

2021å¹´

さて、2020年はいろいろな方との別れもありました。有名人の方や近しい人、連絡がとれず心配していた方の突然の訃報など。アーカイブプロジェクトでのテーマとも重なり、これからの生き方や残し方について自分でも考える機会になりました。

2020年のテーマは「地」として、「地道に」「新たな地」を求める動きができればいいと考えていましたが、コロナ禍で強制的に、地を這いつくばるように少しずつしか動けない状態になり、結果いろいろな取り組みが少しずつではありますが、芽吹いてきた印象があります。

2021年のテーマは、そうした取り組みをきちんと掴む意味でも「GRIP(グリップ)」です。一見、固定化する意味が強そうなこの言葉には「気を引き締める」という意味もあります。しっかりと掴むことはもちろんですが、制御力・統制力といったスキルについて期待したいとおもいます。

最後に、歌詞を引用します。

努力をせずに夢が叶った人と
努力をしても叶わなかった人
たとえ僕は叶わない人だとしても
この足を止めはしないだろう

いつか誰もが驚くような奇跡が
この身に起きたとしても
きっと僕だけは驚きはしないだろう
起こるべき奇跡が起きただけさ

UVERworld — TAKUYA∞「PRAYING RUN」

来年もよろしくお願いします。

※この記事は、個人ブログからの転載です。


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前の記事で触れましたが、2019年の10月あたりからプライベートプロジェクト『Era Web Architects』プロジェクトを立ち上げて活動をしています。

ここ2週間くらい仕事と移動に忙殺されて身動きがとりづらかったのですが、ようやく CAMPFIRE (キャンプファイヤー) でクラウドファンディングのページを公開することができました。

このページに「なぜしようと思ったのか?」の経緯や「なぜ今なのか?」の思いを詰め込んでおりますので、ぜひ一度アクセスして読んでほしいとおもいます。

プロジェクト概要

  • いわゆるWebサイトをつくってきた時代をアーカイブするプロジェクトです。
  • 実現したいことは、Webサイト構築に携わった方々に焦点をあてた、ポートレート写真展の開催です。
  • 並行して Youtube チャンネルでのインタビューを実施しており、その先に、写真集 + インタビュー集としての書籍化を目指しています。

リターン商品

クラファンよくわからない方も、気持ちだけ応援チケットを用意しましたので、ぜひご支援のほどよろしくお願いします。ユーザー登録をしてご購入いただけます。

  • 気持ちだけ応援チケット: 1,000円
  • 入場チケット: 3,000円
  • 入場・イベント参加チケット: 6,000円
  • 全部入りチケット: 10,000円
  • 写真づくり応援チケット: 10,000円
  • 撮影予約チケット: 70,000円
  • 企業協賛チケット: 100,000円

企業協賛をご検討の方がいましたら直接ご説明にあがりますので、ぜひメッセージ等でご連絡ください。

プロジェクト実現までのプロセス

来年3月に写真展を企画していますので、このクラファンページの公開をキッカケにいろいろな方に見ていただきたいと考えています。情報発信等は、公式ウェブサイト、Facebookページ、Twitter などで提供していますので、こちらもぜひチェックしてください。

また、Youtube チャンネルを開設し、毎週写真展のモデルになった方々をお呼びして当時(インターネットとの関わり始め)から現在に至るまでについてお話しいただいています。これまですでにゲスト7人をお呼びして配信をしておりますので、興味を持った方はぜひご覧ください。

Youtube チャンネル「Era Web Architects」

実は Youtube ライブで配信した内容は記事化して『Web Desigining Online』のほうにも掲載しております。動画で見るのがしんどい方はそちらでもお読みいただけます。

ということで、クラファンページの公開を皮切りに、いろいろな場面でこの『Era Web Architcts』プロジェクトをご紹介していきますので、ぜひプロジェクトのほうにご参加ください。

まずは、プロジェクトの情報を Facebook ページ 等でゲットしていただき、クラファンページのほうで応援のほど、なにとぞどうぞよろしくお願いします。

※この記事は、個人ブログからの転載です。


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昨年の暮から取り組んでいるプライベートプロジェクト「Era Web Architects」が再始動しています。コロナ禍でストップしていた分、9月ごろから加速度的に活動を展開しています。

この記事では、その進捗と今後の展開についてお話しします。

■Era Web Architects プロジェクトとは

そもそもの発端は、ボク自身の転身がキッカケでポートレート撮影をしたところから始まっています。業界をまたいでの転身でもあったため、振り返ってみたときに、これまで多くの時間を費やしてきた経験の価値自体が薄れてしまったように感じたことが発端です。

これまで関わりの深かった方々をリスペクトすべく、主にWeb黎明期から活動されていた方々を対象にポートレート写真展を企画しています。ボクのプロフィール写真を撮影していただいたNYでも活躍中の写真家坂本貴光さん(一文字違い)との合同プロジェクトです。

10月頭にその全貌を見えるように、プロジェクトメンバーと協力して、公式ウェブサイトを公開しましたので、もしまだご覧になっていない方がいましたらぜひご覧ください。

ウェブアーキテクトとして並ぶ面々は、ボクが当時ロールモデルとして見ていた方や戦友とも呼べる方々を選出しており、受賞歴やどこかの団体に偏ったものではありません。

この活動を通じて、後に残らない(残りにくい)デジタルでの経験価値を、人にフォーカスして次世代へと繋ぐアーカイブプロジェクトとして取り組もうというものです。

■これからの展開は…

来年(1月〜3月の間)に、都内ギャラリーでの写真展を企画しており、その入場チケット販売などはクラファンを予定しています。

現在は、ウェブアーキテクトのポートレート撮影を順次すすめており、撮影を終えたものはデジタルレタッチ作業にすすめています。ちなみに撮影は、Platon氏と同じ機材(宇宙にも持っていったハッセルブラッドのカメラ)での撮影とあって撮影中もテンションが上がりまくりです (笑)。

また、ウェブアーキテクトを掘り下げるべく、オンライン配信チャンネル(Youtube チャンネル)を今月開設しました。対象となった方々をゲストにお呼びし、当時のエピソードなどを交えたトークを毎週お送りする予定です。

次回 #4 は今週の金曜日ですので、ぜひご視聴ください。

さらに、オンライン配信でのトーク内容を抜粋し、大手Webメディアでの配信も予定しています。こちらも後日ご案内します。

今後の情報やお知らせ等は、Youtubeチャンネルの登録と合わせて、Facebookページのほうをぜひチェックしてください。「いいね!」していただければ嬉しいです。

フォローよろしくお願いします。

※この記事は、個人ブログからの転載です。


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「それは、ライブ配信にする必要がありますか?」と思ってしまうことはありますか? 逆に、クライアントからそう指摘されたことはありますか? きっと映像コンテンツにお詳しい方であれば、その切り返し方もよく心得ているとおもいます。

先日の稲本さんとの対話のつづきになりますが、最近ライブ配信をする機会は増えてきたものの、「なぜライブ配信なのか?」についてきちんと考えたこともなかったので、この機会に整理してみようとおもいます。

「映像コンテンツ」といってもこの場合、セミナーなどのイベントを指しているのですが、それをライブ配信するほうがいいのか編集後に配信するほうがいいのか、といったあたりについての整理です。

だいぶ言葉が錯綜してきそうなので、まずは言葉の意味を整理しておきます。

配信方法

  • オンライン配信 = インターネットを使って配信すること

オンライン配信の種類

  • ライブ配信 = リアルタイム視聴 = 編集しないで配信すること
  • オンデマンド配信 = アーカイブ視聴 = 編集して配信すること

ライブ配信の利点

ビジネスにおいて「オンラインイベント」と言う場合、「Zoom」などを使いライブ配信する場合が多いとおもいます。技術的によくわからない方には「ビデオ会議」を一般向けにもオープンにした状態をイメージされるとよいかとおもいます。

イベントにリアルタイムで参加することで、ディスカッションに参加できたり、その場でアンケートに答えたりといった相互作用が利点のひとつかとおもいます。

また、ライブ配信用のプラットフォーム(Facebook Live や Youtube Live 等)を使っている場合、後から視聴できる場合もありますので、ライブ配信を見逃しても後から視聴できるという利点も加わります。

ライブ配信の利点

  • 視聴者とのリアルタイムの相互作用(チャット等)
  • 即時性・即興性あるコンテンツ
  • 長時間配信に向いている
  • 制限時間内で見ることができる

オンデマンド配信の利点

  • 情報や問題提起などワンウェイ
  • 高品質コンテンツ(優れたグラフィクスなど)
  • 短時間配信に向いている
  • いつでも見ることができる

そうすると「オンラインイベント」とは、ライブ配信とオンデマンド配信の両方を兼ねていると見ることもできるため、実は「ライブ配信」と言っている場合のほとんどは、ライブ配信されたものを後から視聴しているという場合も少なくありません。

実際に視聴回数だけで比べてみても、後から視聴する人のほうが多いことはほとんどです。

コンテンツ特性の違い

そうすると、そのコンテンツの特性やその参加者属性にも違いが生まれてくるようにおもいます。一般論で書いてみます。

ライブ配信(視聴回数)が多い場合:

  • 鮮度あるフロー系の情報提供やその場だけ体験価値がある
  • 今見ないと乗り遅れてしまう義務感を持つアーリーアダプター

アーカイブ配信(視聴回数)が多い場合:

  • ストック系の情報提供や知識習得などのノウハウ
  • あとで見ればいいや的発想のレイトマジョリティ

たとえば、キャズム理論の図に重ねてみてみると、アーリーアダプターは全体に対して絶対数が少ないわけですから、ライブ配信を見る人はアーカイブ配信を見る人に比べて数が少ないのは当然のことです。


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3年前に、一人で挑むライブ配信番組『24』をしていましたが、このたびチャリティイベントとして8月24日に「24時間ライブ配信マラソン」に挑戦しました。その記録として書いておこうとおもいます。

背景

今年の3末くらいからコロナ感染のニュースが続き、緊急事態宣言も出たりして、テレワークが続いています。そんなコロナ禍で、なんだか気分が晴れずモヤモヤしている毎日を払拭したい、そういう気持ちが次第に強くなってきました。そんな中、「24の番組はしないの?」と友人に言われたことがキッカケで、たしかに今ならできるかも、と今回の企画を考えるようになりました。

8月19日に、田口真行さんのイベント『1カ月前ですが。』をライブ配信したときに、『24』の復活と24時間ライブ配信を提案しました。24時間ライブ配信は実は3年前 …


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mmhmm の紹介動画「(日本語字幕)mmhmm ベータ版プレビュー」でフィルがスマホの画面を AirPlay でミラーリングしていますが、この仕方がわからなかったので調べていたところ、USB 接続でミラーリングはできるので、試してみました。

※AirPlay でのミラーリング方法がわかりました(頁末に追記)

用途としては、アプリのレビューなどをプレゼンすることが考えられるので、ボクもこれを使ってアプリのレビューなんぞをしてみようかと思っています。

さて、ポイントは3つあります。

  • AirPlay ではなく USB 接続(つまり有線)
  • QuickTime Player でカメラ指定するだけ
  • mmhmm からは画面共有で QuickTime Player を指定

AirPlay ではなく USB 接続

AirPlay ができると思って調べてみましたが …


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当初、3月3日に開催予定だったイベント「[特別対談企画] 渡邉康太郎 x 井登友⼀ ~コンテクストのデザインとは~」を、7月20日にオンラインで開催することができましたので、ブログのほうでも振り返っておきたいと思います。

「コンテクスト」という言葉は、デジタルプロダクトのデザイン(情報設計やUXデザイン)に携わっていた自分には馴染みのある言葉ではありましたが、今回お話しを聞いた中で出てきた言葉(弱い文脈など)をいくつかのセッションに分けてご紹介しようと思います。

なお、オンライン上での会話を少し読みやすいように書き直したり書き足したりしていますので、ご了承ください。


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ストリーミングにおけるセットアップについて、前回・前々回の記事で取り上げましたが、先日 Peatix のライブ配信「Peapod」を見たときに、何使っているんだろうと思って調べてわかったソフト「StreamYard」がだいぶよかったので、ブログでも書いておきます。

デザイン性が高い

ウェブ会議システムとして、Zoom や MS Teams、Google Meet については皆さんも何回かは使っていると思うのですが、ギャラリービューかウェビナービューのようなものがほとんどだと思います。そこにデザインのカスタマイズ性はなく、ただ画面キャプチャを並べているものがほとんどだと思います。

StreamYard は、デザインのカスタマイズ性にチャレンジしたソフトとして一目置ける存在だと言えます。ちょうど「mmhmm」β版がリリースされたタイミングで知ったというのもあり、この分野におけるデザインの重要性について考えるキッカケにもなりました。

前2回の記事で書いているとおり、そうしたデザインにこだわる場合には「OBS Studio」を使うというのが(ボクの中では)定石だと考えていたため、StreamYard の発見はボクにとっては嬉しい選択肢になりました。

編集画面

まずはじめに、ブラウザベースというのも、とっつきやすい点になるかと思います。ソフトのインストール等は必要ありません。試しに、2人招待した体で3台のカメラをつないだ状態にしてみます。


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前回「WFH live stream setup」という記事を書きましたが、その後アップデートがありますので追加しておきます。

  • ATEM Mini(ビデオミキサー/HDMIスイッチャー)
  • Krisp(ノイズキャンセラー)

前提としては、前回の記事にあるとおり一眼カメラをウェブカムにしたうえでウェブ会議システム(Zoomなど)での配信を想定しています。なお、音についてはまだ理解が追いついていないので、今回の構成検討には影響しないようにしています。

今回、「ATEM Mini」を使ってみたかったことが主目的なので、HDMI 接続を改めてしたわけですが、結果としてはやはり USB-C 接続のほうが自分としてはやりやすいかなと思っています。まぁ一長一短があるので、そのあたりは個人の判断によるところが大きいで …

Takashi Sakamoto

👨🏻‍💻 Experience Design Director / JP 🇯🇵 🚙 GM of Smart Mobility Promotion Div at dots inc. 🖤 #minimalism #design #ia #ux #mobility

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